オーダーグローブを選ぶ際に「革質」を大切にする人が多いです。
あなたはこんな経験はありませんか?
スポーツ店で陳列されているグローブを見ていて、「〇社と×社のグローブの革質が似ている」と思ったことはないですか?
結論から言うと、実際に〇社と×社が一緒の革を使っているということは公にはされませんが、同じ革を使用しているメーカーはたくさんあります。
ぶっちゃけるとGRANSTARと大手の1社は革質が似てたりもします。
直接聞いたわけではありませんが、おそらく同じ革を使っているのだと思います。
なぜ、違うメーカーでも同じ革を使用しているのでしょうか?
野球をする人であれば、グローブ業界の革事情について気になるのではないでしょう。
ということで、グローブ業界の革について、どういった流れでグローブができて販売されているのかを踏まえてオーダーグローブ専門メーカーであるGRANSTARが解説していきます。
なぜ、違うメーカーでも革質が似ているのか?
グローブが完成してお客様の手元に届くまでには、以下の工程があります。
①タンナー(製革所)が革を製造する
②タンナーが革問屋に卸す
③メーカー・工場が革を購入する
④工場でグローブを製造する
⑤メーカーを経由してスポーツ店に並ぶ
⑥お客様がスポーツ店で購入する
メーカーによっては多少の違いはあるかもしれませんが、大体はこの流れでグローブが製造され、お客様の手元にグローブが届きます。
GRANSTARはスポーツ店での取り扱いがないので、工場で完成したグローブはGRANSTARからスポーツ店を介さずにお客様のもとにお届けさせていただいております。
では、なぜ違うメーカーでも同じ革・似ている革のものがあるのでしょうか?
その理由は2つあります。
①同じタンナーの革を使用しているから
②同じ工場でグローブを製造しているから
この2つです。
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
①同じタンナーの革を使用しているから
同じタンナーさんで作られた革を使用していると当然似たような革質のグローブが仕上がります。
グローブがお客様の手元に届くまでの流れをまとめたところにあるように、通常はメーカーや工場は革問屋さんから革を仕入れます。
革問屋さんにはいろいろなタンナーさんで作られた革がありますので、当然メーカーや工場で仕入れる革が被ってしまうのは仕方ないことですよね。
また、タンナーさんの数もそこまで多くなく、グローブ用のタンナーさんとなるとさらに限定されてくるので、メーカーによっては同じ革を使用していることも多くなってしまいます。
革問屋から革を仕入れず、タンナーさんと直接やり取りをしてオリジナルで革を作ってもらっているメーカーは同じタンナーさんの革を使用していても革質は異なってくるでしょう。
②同じ工場でグローブを製造しているから
大手メーカーであっても一部を海外の工場に製造を依頼していたり、自社では工場を持たずにグローブの製造の全てを外注で済ましているメーカーさんもあります(GRANSTARも製造は全て外注で依頼しています)
またよく聞く話かもしれませんが、現状のグローブ業界は1つの工場で複数のメーカーのグローブを製造していることがほとんどです。
①と同じ理屈で同じ工場で作られているメーカーの革はほとんど同じと判断しても間違いないでしょう。(メーカーで革を仕入れている場合や、工場にある革の中でも指定がある場合は異なりますが)
最後に
以上、メーカーが違うのに革質が似ている理由についてまとめてみました。
革を作るタンナーさんによって革質は全然違ってきます。
自分がどんな革が好きなのか?
その革はどこのタンナーさんで作られているのか?
その革を使っているのはどこのメーカーなのか?
こういうことを知り追求していくことでもきっとベースボールライフはもっと楽しくなってくるかと思います。
GRANSTARで本気の野球人に【最強の武器】を提供します。
お客様ひとりずつ、徹底したヒアリングを行いお客様だけに合ったオーダーグローブを提案させていただきます。
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