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【徹底比較】Vコング02とスカイビート31どちらを買うべきか?

 

ミズノ・Vコング02とSSK・スカイビート31

この2本のバットは高校野球界では常にトップの人気を誇るバットで二大横綱ということができるでしょう。

 

実際に甲子園第100回記念大会で出た全51本のホームランのうちVコング02が17本、スカイビート31が16本と半分以上のホームランはこの2本のバットから生産されました。

参考:2018年野球専門店が硬式金属バットを比べてみました。似ているようで全然違います。

 

新しいバットを購入しようと思うけど、Vコング02とスカイビート31どちらにするべき?

という高校球児であれば誰もが1度は考えたこの問題についてVコング02とスカイビート31のそれぞれの特徴の違いと打者別のオススメをこの記事では徹底的に解説していきます。

 

Vコング02とスカイビート31どちらを買うべきか?

結論:打感の好みで選ぶべし

 

結論からまとめると打感の好みでVコング02にするのかスカイビート31にするのかを決めるべきです。

Vコング02とスカイビート31は打感が異なります。

詳細は下記の通りです。

 

<div class=”simple-box4″><p>Vコング02→柔らかめ、打球を運ぶような感覚

スカイビート31→硬め、打球を弾き返すような感覚</p></div>

 

どちらも素晴らしいバットであることは間違いないため、メーカーにこだわりがないのであればあなたの打感の好みに合わせてどちらにするか選択するのがベストということができます。

次はそれぞれのバットの特徴を詳しく解説していきます。

 

Vコング02:KING of 金属バット

Vコング02は「金属バットの王様」と言われる程の金属バットの名作です。

2006年にミズノから発売されて以降、当時高校通算87HRを記録し最多記録を更新した現日本ハム・中田翔選手(大阪桐蔭高校)が使用していたことで人気が爆発しました。

発売から10年以上たった今でもその人気は一切衰えず、金属バットの王様として高校野球界に君臨しています。

 

メーカー ミズノ
商品名 Vコング02
長さ 80cm・82cm・83cm・84cm
重さ 900g平均
打感 柔らかめ=運ぶような感覚
特徴 金属バット界の帝王
主な使用選手 中田翔(日本ハム)藤原恭太(ロッテ)小園海斗(広島カープ)
価格 ¥27500

Vコング02の1番の特徴は縦研磨加工です。

今では多くの金属バットに施されていますが、この縦研磨加工のパイオニア的存在になったのがこのVコング02です。

 

縦研磨加工が施されることで、インパクト時に強烈なスピンがかかります。

強烈なスピンがかかることで打球はより強くより遠くへ飛ばすことが可能となりました。

 

打感としては上記に挙げたように柔らかめのボールを運ぶような感覚です。

プロ野球選手でも長距離打者は打球を運ぶような感覚を大切にしている選手が多いので、長距離タイプの選手はVコング02を使用するのがいいのかもしれません。

 

スカイビート31:SSKの名作

メーカー SSK
商品名 スカイビート31
長さ 80cm・82cm・83cm・84cm・85cm
重さ 900g平均
打感 硬め=弾くような感覚
特徴 SSKの代表作
主な使用選手 森友哉(西武)
価格 ¥28600

 

SSKの代表作であるスカイビート31

スカイビート31の特徴は振り抜きやすさです。

 

スカイビート31の特徴である振り抜きやすさで強いスイングをして、強烈な打球を弾き返すことができるバットとなります。

Vコング02が柔らかい打球感なのに対し、スカイビート31は硬めの打球感ですので、バチっとボールを弾き返したい選手はスカイビート31を購入することをオススメします。

 

まとめ

 

高校野球界で屈指の人気を誇るVコング02とスカイビート31の特徴の比較をしてみました。

どちらを購入しようか迷った場合は打球感の好みで選ぶのが良いということができます。

 

バットだけでなく新しい道具を購入する際に重要なことは自分に合うかどうかです。

チーム内に自分が購入したいバットがある場合は練習や試合で使用してみたり、チーム内にない場合でもスポーツ店で試しにスイングをさせてもらうなど自分に合ったバットを選ぶようにしましょう。