内野手のみなさん、あなたは土手紐を抜きますか?それともそのままですか?
好みによって別れますが、土手紐を抜いている内野手は多いです。
では【土手紐抜き】という加工は内野手にとってどのようなメリットがあるのでしょうか?
土手紐を抜くメリットとは?
そもそも土手紐ってどれ?
この写真で青線で囲われているところが土手と呼ばれるパーツです。
そして、この土手に通っているのが土手紐と呼ばれるパーツになります。
(上の写真は土手紐ありのグローブになります)
基本的に新品の定番品はこの土手紐が入ってる状態ですが、使用する人によってはこの土手紐を抜いて使用する人も多いです。
では、この土手紐を抜くとどのようなメリットがあるのでしょうか?
▼土手紐抜きのグローブ
土手紐を抜くとより素手感覚で扱える
結論から説明すると、土手紐を抜くことで、グローブの土手をより柔らかく使用することができるため、より素手感覚に近い形でグローブを扱うことができるようになります。
土手紐があるのとないのでは、当然土手紐がない方が土手を固定するものが少なくなるので、土手紐がない方が土手部を柔らかく使用することができます。
と感じる1番の要因はこの土手部にあります。
つまり、この土手部を柔らかく使うことができればグローブ自体もより自分の手に近い形で柔軟に使用することができるということです。
そのため、グローブの型付けを行う際も、土手の部分を重点的に揉み込んでほぐしていくわけです。
女性や中学生には特にオススメ!
この土手紐抜きという加工は特に女性やまだ力の弱い中学生にオススメです。
理由は明確で、女性や中学生はどうしても一般の成人男性と比較すると手の力は弱いですよね。
しかし、基本的に使用するグローブは力のあるゴリゴリの大学生も女性も中学生も基本的には変わりありません。
では、力の弱い女性や中学生は力のあるゴリゴリの大学生と同じようにグローブを使用することはできるのでしょうか?
答えは【No】です。
同じグローブを力のあるゴリゴリの大学生と同じように使えないからこそ、よりグローブの柔軟性がUPし、自分の手と同じ感覚で使用することができるように土手紐を抜いて使用することをGRANSTARではオススメしています。
逆パターンもあり?
完成したてのオーダーグローブは当然カチカチですが、1年〜2年とグローブを使い込んでいくと当然グローブは柔らかくなりへたってきます。
グローブが柔らかくなりすぎてしまうと、打球にグローブが負けてしまいエラーが増えてしまう恐れがあります。
ですので、グローブが長く使って少しへたってきたタイミングで逆に土手紐を通し直し、グローブの強度を改善するというのは非常に有効な手段です。
きっと違いを実感することができると思いますので、是非試してみてください。
最後に
土手紐抜きはグローブをより素手感覚で使用するために有効な加工のひとつですが、人によっては土手の硬さを感じながらグローブを使用したいと言う人もいるので、○○選手が土手紐を抜いてるから!といって真似することは厳禁です。
人それぞれ顔や体格が違うのと同じで、グローブの使い方や好みは違って当然です。
自分にとって最も合ったグローブを使用することをオススメします。
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