バット

【徹底比較】軟式用複合バットはどれが1番オススメ?

 

軟式球が今までのA球・B球・C球から新規格のM球とJ球に変わってから早くも2年が経ちました。

M球に変更されたことで、今までのA球などの軟式球に比べボールは硬くなり、今までよりも飛距離が出やすく、硬式球に近いような低く速い打球を打てるようになりました。

 

ボールの規格の変更に伴い、各メーカーもM球に対応した新規格のバットを開発しています。

新規格のM球の特徴と複合バットの効果が相乗し、今までよりも強く・速い打球を打つことができるようになりました。

 

軟式野球といえば「複合バット」といっても過言ではありません。

しかし、様々なメーカーが自信のある複合バットを販売しているので、私たちはどれを選べばいいのか判断が難しいですよね。

商品数が多すぎて、結局多くの人がメーカーや人気商品を選択してしまい、自分自身にあったバットを選べていないことも多いです。

ということで、今回は軟式野球にオススメの複合バットを特徴と値段を踏まえて一気に紹介していきます。

 

軟式用複合バットはどれがオススメ?

そもそも複合バットとは?

 

そもそも複合バットとはいわゆる「飛ぶバット」のことです。

スポーツ店などで「飛びすぎ注意」と貼られたバットを目にかけたことがあるかと思いますが、そのバットが複合バットと呼ばれるものになります。

 

複合バットは通常の金属バットや木製バットとは異なり、「飛ぶ」素材=ウレタンなどをボールを捉える芯の部分に使用しています。

「飛ぶ」素材を芯の部分に採用しているため、通常の軟式用の金属バットと比較しても飛距離も出やすく、強烈な打球も放ちやすいのがこの複合バットの特徴です。

では、オススメの軟式用複合バットを紹介していきます。

 

ミズノ・ビヨンドマックスギガキング02

 

複合バットといえば、ミズノのビヨンドマックスです。

そのビヨンドマックスシリーズの最新作がこちらのビヨンドマックスギガキング02です。

 

最新作のギガキング02は前作よりもウレタン部(ボールを捉える芯の部分)が分厚く設計されていることで、反発力がUPしさらに強烈な打球を放つことが可能になりました。

また、厚くなったウレタン部も前作よりも広くに設定されているため、ミートエリアが広く打ち損じが少なく、強く飛距離のある打球を放てる可能性が高くなりました。

 

まさに軟式野球界最強のバットということができるでしょう。

 

前作のギガキングのように長距離打者向けのトップバランスと中距離打者向けのミドルバランスの2つのバランスが展開されていますが、新作のギガキング02はトップバランスのみのラインナップとなっております。

 

ゼット・ブラックキャノンマックス

ゼットの複合バットといえばブラックキャノンシリーズ

そのブラックキャノンシリーズでの最新・2019年に発売されたのがこちらのブラックキャノンマックスです。

 

新作のブラックキャノンマックスは遠くに大きな打球を飛ばすことよりも、「超速ライナー」を打つことに優れた複合バットです。

また、打感も軟式野球特有の柔らかい打感ではなく、「硬く弾く」ような硬式球を打ったときの感覚に近いため、硬式野球から軟式野球に移行したばかりの選手にもオススメのバットということもできます。

 


↑三重管構造

これまでの打撃部の三重菅構造構造がより進化し、ボールを捉えたインパクトの瞬間のバットのたゆみ(変形)をの復元力が飛躍的に向上し、ボールをトランポリンのように反発させることで超速打球を生み出してくれます。

 


↑メガハイブリッド構造

また、打撃部よりもグリップ側の強度を増すことで、インパクト時の逆反りを抑制することでスイングのパワーロスを最低限に抑えることでインパクト時のトランポリン運動が強化され、今まで以上の飛距離と強烈な打球を放つことが可能になりました。

 

SSK・ライズアーチ193

1960年、ニューヨークヤンキースのミッキー・マントル選手が記録した飛距離193メートルの前人未到のホームラン。

その193メートルにちなんだ商品名で2019年4月に発売されたのが、SSKのライズアーチ193

 

バット内側を凹凸にすることで、インパクト時のバットのたわみが大きくなり、そのたわみ瞬時に復元するトランポリン効果を最大化することで、これまでのハンターマックスよりも反発係数が8.3%も向上し、より強い打球を遠くに飛ばすことが可能となりました。

 

また、バット先端のヘッドのキャップも八角形という特殊な形にすることで、よりバットの振り抜きやすさが追求されました。

 

美津和タイガー・レボルタイガーiota i-W

美津和タイガーのオススメ複合バットがこちらのレボルタイガーiota i-Wです。

こちらのレボルタイガーiota i-Wを一言でまとめると美津和タイガーのいいとこ取りです。

美津和タイガーのこれまでの複合バットのそれぞれの長所がこのれボイルタイガーiota-Wに凝縮されました。

まさに美津和タイガーの最高傑作ということができるバットでしょう。

 

J-Glip

 

 

メジャーでも実績のある「J-Glip

J-Glipの効果はスイング中に自然とバットが立ち、手のひらとグリップとの接地面積が広くなることで通常のグリップのバットと比較してしっかりバットを握ることが可能となり、適切な打撃フォームの形成にも繋がります。

 

IOTA TECHNOLOGY

 

ウレタン部の厚さを12mmと厚く設計することで、従来の美津和タイガーの複合バットと比較して、1.8m飛距離が向上しました。

 

Hyper Whip

 

バット先端のヘッドを斜めにすることで打面側が重くなり、重点が打面側に移ることでスイング中のヘッドがピッチャー方向に加速し、その結果ヘッドスピードが加速し強烈な打球を生み出します。

 

ローリングス・ハイパーマッハ3

 

ローリングスのハイパーマッハ3は「軽量感」が特徴の複合バットです。

 

他社メーカーの複合バットと比較しても約50g程軽い設計になっているため、スイングスピードを向上させることができます。

また、前作のハイパーマッハSよりも10gの軽量化を実現したことで、1.4%スイングスピードが向上し、より安定したバットコントロールが実現します。

 

高弾性特殊シートをバット最外層(表面)に埋め込むことでバットがよりしなり、打球部はたわむことで強烈な打球を生み出し、その打球速度は1.0%UPした。

 

軽量化と高弾性特殊シートの相乗効果により、安定したバットコントロールと強烈な打球を同時に実現したのがこのハイパーマッハ3ということができる。

 

まとめ

 

以上、おすすめの複合バットと特徴についてまとめてみました。

どのメーカーも研究を重ね発売している商品なので、簡単に優越をつけることはできません。

 

さらにバットは人によって合うバットと合わないバットがあることは当たり前ですので、可能であれば各メーカーのバットで試打をした上で購入するのが1番失敗しにくいですね。