あなたはボールをグローブのどこで捕球していますか?
いい音のなるグローブの芯と言われるウェブ下ですか?
それとも手が痛くなることを恐れてグローブの先っぽとかでボールを捕ったりしていませんか?
野球というスポーツはピッチャーが投げて、バッターが打ち、その打球を内野手が捕球し、ランナーよりも早くファーストまで送球が到着すればアウトを取ることができます。
すなわち、打球を処理する(特にゴロ)内野手にとっては、1つのアウトを取るために素早い持ち替えが必要となってきます。
特に中学→高校→大学→社会人→プロと上のステージに行けば行くほど各選手のレベルや身体能力も上がってくるので、より高度な素早い持ち替え(プレー)が要求されてきます。
正確な捕球と素早い持ち替えをするためには正しいグローブの使い方をすることが必要不可欠です。
ということで、今回はあなたが守備のレベルを少しでも向上できるように、オーダーグローブ専門メーカーとして正しいグローブの使い方と捕球場所について解説していきます。
ボールの正しい捕球位置とは?
内野手のボールを捕る場所というのは大きく2ヶ所あります。
球際のギリギリのボールやイレギュラーした打球以外は基本的にこの2ヶ所を使い分けてプレーしていきます。
基本的な内野手のボールの捕球場所は以下の通りです。
①ウェブ下
②手のひら
以上の2ヶ所を打球や状況に分けて捕球場所を使い分けていきます。
では、ひとつずつ解説していきましょう。
①ウェブ下

野球を始めたときに「ボールはここで捕球するんだよ〜」と教えられるのがこのウェブ下かと思います。
ウェブ下はグローブの1番深いところなので、ガッチリ確実にボールを捕球することができます。
しかし、内野手においてはウェブ下だけで捕球をすることはオススメすることはできません。
その理由はウェブ下という捕球場所は上に書いた通りでグローブの中で最も深い場所になるため、しっかりボールを捕球をすることができます。
しかしその反面ボールを捕ってからの持ち替えが遅くなってしまいます。
また、ウェブ下という捕球場所は下↓の写真の通り、グローブを外したときには実際の手にはほとんど触れていないところで捕球しているということです。

そのため、「今どこにボールがあるのか」の状況判断が遅れてしまい、わずかではありますが、持ち替えが遅くなってしまいます。
このわずかな時間が上のステージに上がれば上がるほどチームにとっても致命的なプレーに繋がってしまう恐れもありますよね。
以上のことから、ウェブ下での捕球は持ち替えが必要ないフライやライナー、まずはしっかり捕球することが第一に求められる逆シングルや球際の打球はこのウェブ下で捕球することが正しいとされています。
②手のひら
持ち替えの必要のないフライやライナー、捕球が第一に必要とされる逆シングルの打球や送球の捕球はウェブ下で捕球する方が正確性も安定するため推奨することができます。
しかし、内野手はゴロなどの素早い持ち替えが必要とされる状況ではどこで捕球するのがいいのでしょうか?
答えは手のひら部分です。
その理由は手のひら部分で捕球した方がより早く握り変えをすることができ、より正確にスローイングをすることができるからです。
バッターがボールを打ってから1塁に到達するまでが4秒前後、足の早いバッターだと3秒台で1塁まで到達するので、とにかく内野ゴロは0.1秒でも速く持ち替えをして、速くファーストまでボールを届ける必要があります。
すなわち、素早いプレーが求められる状況、平凡な内野ゴロやゲッツーの送球はウェブ下のポケットの深いところで捕球するのではなく、手のひら部分で捕球をすることで素早い持ち替えとスローイングを実現することができます。

ウェブ下での捕球だと実際の手がないところで捕球しているのに対し、手のひら部での捕球はグローブを外し、実際に手のひらでボールを捕球します↓

そのため、今グローブのどこにボールがあるかが明確に把握することができるため、より正確に素早い持ち替えをすることが可能となるのです。
最後に
以上、内野手における正しいボールの捕球場所についてオーダーグローブ専門メーカーなりの解釈をまとめてみました。
打球や状況に応じて、ポケットを使い分けることで正確でより素早いプレーをすることができます。
以上を参考に、これからの練習や試合に取り組んでいただければと思います。
内野ゴロやゲッツーの送球など特に素早い持ち替え・プレーが求められる場面
→手のひら部のポケットで捕球
ライナーやフライ、イニングの最後のアウトなど正確なプレーが求められる場面→ウェブ下のポケットで捕球
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