オーダーグローブ

グローブは練習用と試合用と使い分ける方がいいらしいが本当か?

 

あなたはグローブを現在何個使用していますか?

草野球プレーヤーの方は余程のグローブマニアでない限り、所有しているグローブの数は1つでしょう(多くてサブポジション用のグローブを合わせた2つくらい)

グローブの使用頻度の多い高校球児や大学球児、それから社会人野球でプレーする選手は複数のグローブを試合用や練習用、雨の日用と使い分けているという選手も少なくないかと思います。

特に、試合数と練習量が圧倒的に多いプロ野球選手はグローブを試合用と練習用に分けているという選手がほとんどです。

また、1シーズンを1つのグローブで戦い抜くことは難しいということで、シーズン後半に使用するグローブをシーズンの前半に仕込んでいるというのもよくある話です。

あのイチロー選手なんかは、グローブの革を極限まで薄くし、軽量感と操作性を追求したあまり、グローブは1シーズンはおろか、1カ月に1度新しいものに変えていたみたいです。

では、高校生も果たしてプロ野球選手のようにグローブを練習用と試合用に分けた方がいいのでしょうか?

 

グローブは練習用と試合用と使い分けた方が良い

結論から話します。

できるなら、グローブは試合用と練習用で使い分けた方が良いです。

理由は以下の通りです。

・試合用のグローブをいい状態でキープできる

・高校野球2年半しっかり使い切ることができる

 

試合用のグローブをいい状態でキープできる

 

どうしてもグローブは消耗品であるため、グローブを試合用と練習用を分けずに1つのグローブをずっと使用していくと、使用頻度も高く、練習も激しい高校野球ではグローブの消耗が激しいです。

なので、高校入学時に購入したグローブがどうしても2年生の夏すぎくらいにはどうしてもヘタってきてしまったり、型が崩れてしまったり、色落ちが激しく格好が悪くなったりしてしまいます。

なので、手には馴染んでいるにも関わらず、グローブ自体が最適なコンディションではないため、最高のプレーをすることができないことが懸念されます。

最悪の場合は大事な大事な最後の夏の大会の前にヒモがちぎれてしまったり、捕球面が裂けて破れてしまったり・・・ということも想定することができます。

大事な試合前に修理をして今までのグローブとは感覚の異なるグローブを使用して万が一エラーをしてしまって試合に負けてしまったら・・・

これ以上の後悔はありませんよね。

 

しかし、グローブを練習用と試合用に分けて使用していくと試合用のグローブは不安なく使えるように馴染ましたら激しい練習ではあまり使用しないので、高校野球2年半を通して使用することができます。

つまり、試合で最高のパフォーマンスを発揮するためにグローブを試合用と練習用の2つに分けることは有効な手段ということができます。

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高校野球2年半しっかり使い切ることができる

 

グローブの試合用と練習用の使い分けのメリットは十分にあるとは言えますが、どうしてもネックになるのがお金です。

グローブを2つ使い分けるということはグローブを2つ購入する必要があります。

グローブを2つ購入するということはかかるお金も2倍になってきます。

全員が全員1度に硬式用の高価なグローブを2個購入することは厳しいですよね。

しかし、高校野球2年半の間に購入するグローブの数は平均2個という数値も出ています。

 

なので、どこかのタイミングで買い替えるのであれば、最初からこれ!と信じ切れるグローブを試合用として使い続けるのも正しい判断ということができるのではないでしょうか。

 

まとめ:グローブは練習用と試合用に使い分けた方が良い

 

以上、グローブの試合用と練習用の使い分けについてまとめてみました。

自分の手となり武器となるグローブだからこそ、チームメイトの想いも背負ってる大切な試合で使うからこそ、試合用のグローブと練習用のグローブで使い分け、試合用のグローブを最高の状態で維持するのは、正しい判断だということができます。

しかし、みんながみんなグローブを2つ揃えることはできないと思いますので、自分に合ったグローブの使い方をするといいでしょう。

 

どちらにせよ、最高のプレーをするためにはグローブを大切に扱うことは必須と言うことができます。

正しい方法で手入れと保管をすれば、長くグローブを使用することができます。

グローブの使い分けができない人は誰よりもグローブを大切に扱うことから始めてみるのがいいかもしれません。

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