2019年12月に発売が開始された【ミズノプロ 5DNA】
これまでにはなかったデザインから発売前から注目を集めていた新商品は早くも多くの人から気に入られている模様です。
ミズノプロ 2020年モデル入荷しました❗️
新作の【5DNA】です♪プロの使用済みグラブを解析し、導き出した新モデル!
フィット感を高めるための新構造や、新たに工夫された型、新ウェブなど、様々な変更点があります!
使い込むことで自然と"理想の型"を形成するグラブです! pic.twitter.com/XdJhoFNPQ1
— 野球専門店 竹中スポーツ 岐阜【公式】 (@takenakasports) November 29, 2019
https://twitter.com/t_chofu_bb/status/1200623401150242817
https://twitter.com/tsujiisportsbb/status/1200975385959157761
TwitterやInstagramでたくさんの話題を集めています。
といった疑問をこの記事では解決していきます。
見た目も性能も大きく変わった「ミズノプロ 5DNA」をオーダーグローブ専門メーカーであるGRANSTARが解説していきます。
【2020年超最新】ミズノプロ5DNAはまさに野球界の理想を叶えたグラブ
進化したミズノプロ 5DNAを一言でまとめると【理想を叶えたグラブ】ということができるでしょう。
これまで数えきれない程のグローブを制作してきたミズノがプロ野球選手が実際に使用したグローブを分析した上で理想を追求して開発されたのがこのミズノプロ5DNAです。
ミズノプロ 5DNAの特徴は以下の6点です。
①現実から理想へのアプローチ
②使い込む程「理想の形」に進化する
③ベロ裏ハイブリットムートン
④専用設計5Dベロ
⑤キップレザー採用
⑥理想の型に導く2種類のハミダシ
1つずつ解説していきます。
①現実から理想へのアプローチ

これまでのミズノの商品開発は理想を実現するために、プロ野球選手にヒアリングを行い、そのヒアリングを元に理想に近い商品の開発を行ってきました。
しかし、このミズノプロ5DNAは開発のプロセスが大きく異なります。
結論からまとめると、5DNAの開発はこれまでとは全く逆のアプローチ方法でした。
現状の分析から理想へとアプローチを行ったのです。
この5DNAのグローブのコンセプトである【理想の捕球フィーリング=グローブとボールがしっかり重なり合い”食い止まる”ような感覚の追求】を実現していたのがプロ野球選手が使い込んだグローブでした。
そのミズノが理想とする捕球フィーリングを実現しているプロ野球選手の使用済みのグローブを分析することで、プロ野球選手が使用する素晴らしいグローブの共通点が見つかりました。
それが【ポケット位置・ベロ形状・背面窓形状】でした。
この3つの項目を徹底的に分析しすることで得られた黄金比率をグローブの設計構造に落とし込んだのが今回の新作ミズノプロ5DNAです。
②使い込む程「理想の形」に進化する

こうして完成した理想的な捕球フィーリングを実現したミズノプロ5DNA
自分のプレースタイルに合わせてグローブを選択すれば(内野手であれば浅いグローブが好きか深いグローブが好きかなど)、グローブは使い込む中でミズノが突き止めた理想的な方向に革が伸びていくため特別なことをしなくても自然と美しい型に仕上げることができます。
普通のグローブは使用する人が基本となる型付けを間違ってミスったり、間違った場所で捕球を続けるとグローブの型は次第に崩れていってしまいます。
しかし、プロ野球選手が実際に使用したグローブを分析することで実現したミズノプロ5DNAは誰が使用しても使い込むにつれて自然と美しく機能的な型に仕上がっていきます。
③ベロ裏ハイブリットムートン

グローブと手の甲がいい具合にピタッとしているとグローブのフィット感は向上します。
通常のグローブのベロ裏にはムートンだけが付いていますが、このミズノプロ5DNAには異なる素材が小指側に採用されています。
ムートン+異なる素材の2種類を採用することで捕球時の小指側の手の甲の浮きが抑えられることで今まで以上に手との一体感が増した捕球感を実現しています。
その結果通常のグローブよりも高いフィット感を5DNAは実現しました。
また、通常のムートンは長くグローブを使用している中でカピカピになってきたり消耗してしまいますが、ハイブリッドムートンを採用することで使用していく中でムートンの消耗を抑えることができるのも「ベロ裏ハイブリットムートン」のメリットの1つです。
④専用設計5Dベロ

ミズノプロ5DNAの特徴的なデザインである「5Dベロ」
これはただのオシャレなだけでなく、グローブに大きな効果をもたらします。
5Dベロがあることにより、グローブと手首上部(指に近い方)がよりフィットします。
逆に手首下部には十分なゆとりを持たせることによって、制限されない自由な動きを確保することで、あなたのフィールディングの能力を最大限に引き出すグラブ捌きを可能としています。
デザイン的にも他社にはないかっこいいデザインです。
⑤キップレザー採用

「ラーメンの品質はスープで決まる」と言われるのと同様に、グローブの品質は【革】で決まります。
どれだけいい型のグローブを製造していても、そのグローブに使用している革がよくなければそのグローブの総合的な品質は決して良くないでしょう。
ミズノプロ5DNAには「ギンジョウエリートRレザー」というキップレザーが採用されています。
ギンジョウエリートRレザーはグローブの耐久性は維持したまま、初めから手に馴染みやすいのが特徴で、その革質はきめ細かくしなやかでミズノが厳選した最高級の革が使用されています。
GRANSTARの付き合いのある工場の方とお話していても、なかなか安定してキップレザーを仕入れることは難しいという話はよく聞く中で、既製品にキップレザーを採用することができるのは業界最大手のミズノの強みでは無いかと思います。
⑥理想の型に導く2種類のハミダシ

ミズノプロ5DNAでは「ハミダシの形状」のもこだわっています。
今回のミズノプロ5DNAは、プレーヤーのプレースタイルに応じて基本モデルが選択できるようになっています。

グローブのサイズ・ポケットの位置・ポケットの深さが異なる6つの基本モデルがラインナップに並んでいます。
これだけラインナップが豊富だと【自分がどんなプレーをしているのか】【これから自分がどんなプレーをしていきたいのか】に応じてグローブを選択することが可能です。
特に内野手用のグローブにはセカンド用・サード用・ショート用という風にポジション用のグローブが用意されていますが、サードだから大きくてポケットも深いサード用のグローブを使用しないといけないわけではありません。
自分のプレースタイルに合ったグローブを選択することが重要です。

ミズノプロ5DNAではグローブの基本モデルによってハミダシの形状が異なります。
ハミダシの形状を基本モデルによって変えることで、そのグローブがプレースタイルに応じて理想的な形に形成されていくようにコントロールされます。
ハミダシという細かいパーツではありますが、ミズノが掲げる理想を実現するために細部にまでこだわりが詰まったグローブであることが分かります。
まとめ:ミズノプロ5DNAはミズノの理想を実現したグローブ
ミズノから12月1日に発売された新作のミズノプロ5DNAについてまとめてみました。
5DNAを一言でまとめると、【業界No.1として野球界を引っ張ってきたミズノのデータを最大限に活用した現代で最も理想的なグローブ】ということができるでしょう。
恐らく来年のプロ野球のシーズンでミズノを使用する選手のほとんどがこの5DNAシリーズのグローブを使用するのではないかと考えることができます。
進化をし続けるミズノの最新版「5DNAシリーズ」
気になる方はスポーツ店に足を運び、これまでとの違いを実感してみましょう。
参考:https://www.mizuno.jp/baseball/products/5DNA/
