グローブ手入れ

【一体なぜ】グローブが重たくなるメカニズムを徹底解説

 

あなたの相棒であるグローブは当然ですが革製品です。

革製品は正しく扱わないと早く傷んでしまったり、特に天候関係なしに激しく使用するグローブにはカビが生えたり、重たくなったり、シミができたりします。

あなたのチームメイトにもいるのではないでしょうか?

水を吸い込んだスポンジのように重たくなったグローブを使用している人。

先述した通りに、グローブは適当に扱ったり、逆に大切にすることを心がけすぎてオイルを塗りすぎてしまうと重たくなってしまいます。

当然重すぎるグローブは扱いにくくなりますので、守備のパフォーマンスは低下します。

 

では、グローブを重たくなりにはどうすればいいのでしょうか?

グローブを重たくならないためにするべきことは1つだけです。

それはグローブが重たくなるようなことをしないことです。

当たり前ですが、結論はこれ↑になります。

では、グローブはなぜ重たくなるのでしょうか?

グローブが重たくなるメカニズムをオーダーグローブ専門メーカーであるGRANSTARが徹底解説していきます。

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グローブが重たくなるメカニズムを徹底解説

グローブの湿気が取れていない

 

グローブ内部(手を入れる部分)はあなたが想像以上に湿っています。

特に夏の時期だとあなたの手から出る汗の量は半端じゃないです。

革製品にとって湿気などの水分は天敵です。

グローブが湿っている状態が継続すると、その湿気がグローブに溜まり少しずつグローブが重くなってしまいます。

 

また、グローブ内部が湿気ている環境が続いてしまうとグローブが臭くなってしまう恐れがあります。

臭い!という臭いの生みの親である雑菌が繁殖しやすい環境は高温多湿の環境です。

練習終わりの汗で湿気ているグローブをそのままに放置しておくことはあなたのグローブが重たくなるだけでなく臭いグローブにもなりかねません。

グローブを練習で使用し、家に帰ってからはカバンの中に入れっ放しにするのではなく、風通しのいいところで乾燥させるようにしましょう。

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グローブにオイルが染み込みすぎている

 

グローブは革製品であり、革は人間と同じように呼吸をしています。

女性が肌をより良い状態を保つために化粧水や美容液を使用するのと同じように、毎日の練習や試合で疲弊したグローブに栄養を与えるために保革オイルを塗ります。

テレビCMでは化粧水をこれでもかと肌に塗っているのを見ることも多いかもしれませんが、グローブにおいては保革オイルの塗りすぎは極めて厳禁です。

オイルの塗りすぎはグローブが重たくなる要因の大きな1つです。

必要以上に塗りすぎたオイルはグローブに染み込みます。

そしてグローブが段々と重たくなってしまいます。

 

グローブを大切にしよう!という心がけは素晴らしいのですが、保革オイルの塗りすぎはグローブにとってよくありません。

「グローブが乾燥してきたな」と感じてから保革オイルを塗るのが良いとされています。

多くても、毎日グローブを使用する高校生であれば週に1度、週に1度くらいしか使用しない草野球プレイヤーは1ヶ月〜2ヶ月に1度で十分です。

オイルは毎回塗る必要はありません。

普段の手入れはグローブに付着した砂ほこりや土汚れを落とすだけで十分です。

また、定期的にマルチクリーナーなどを利用してグローブの汚れや染み込んだオイルを落とし、グローブを”すっぴん”の状態にすることが大切です。

定期的にグローブをすっぴんの状態にすることでグローブが重たくなることはかなり防ぐことができます。

重要なことなのでもう一度言います。

グローブにオイルを塗るのは「グローブがパサパサに乾いてから」

 

グローブに付着した砂ほこりや土汚れ

 

日々の練習や試合でグローブに付いた砂ほこりや雨の日の練習で付いた土や泥を放置するとグローブが重たくなる原因に繋がります。

毎日の練習が終わってまず初めにするべきことはグローブの汚れ落としです。

グローブの汚れ落としをせずに、グローブに付いた砂ほこりや土や泥をそのまま放置すると、グローブに染み込んだオイルと固まり、黒い頑固な汚れとなりグローブに付着します。

この汚れを綺麗に取り除くだけでもグローブの重さはかなり軽くなったという事例も多くあります。

この頑固汚れはパッと目につくグローブの捕球面や背面だけでなく、指と指との間や手を入れるヒラ裏にも付着しますので、毎日練習が終わったらブラシやタオルを利用して細かいところまで丁寧にグローブに付着した砂ほこりや土や泥を落とすことを意識しましょう。

これだけでもグローブの状態や重さは大きく変わってきます。

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最後に

 

以上、グローブが重たくなってしまう要因についてまとめてみました。

グローブを重たくしないためにするべきことは明確です。

今回の記事で説明したことをしっかり対策することです。

具体的にまとめるとやるべきことは3つです。

①練習が終わったらグローブの汚れを細かいところまで丁寧に落とす
②練習で使用したグローブは風通しの良いところで一晩乾かす
③グローブにオイルは塗りすぎ厳禁!オイルを塗るのは乾燥してきたなと感じてからでOK!

 

上記3つを毎日心がけるだけで、あなたのグローブの1年後のコンディションは大きく異なってきます。

チームの窮地を救ってくれるのがあなたのその手にあるグローブです。

グローブのより最高なコンディションを維持するためにも練習終わりのグローブの取り扱い方を意識してみてください。

GRANSTARは本気の野球人に”最強の武器”を提供します。

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