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東北楽天ゴールデンイーグルス 藤田 一也選手「名手を支えるグラブのこだわり」
名手として呼び声の高い東北楽天ゴールデンイーグルスの藤田選手
記事によると、藤田選手はグローブの手入れでは基本的にはグローブが色落ちしてきたり本当に乾燥してきた時ぐらいにしか、オイルを塗ることはないそうです。
なんと、藤田選手はグローブの硬さを保つために使用後のグローブに霧吹きを使用し、グローブに水を吹きかけるそうです。
基本的にグローブをはじめ革製品に『水分』は天敵とされますが、この藤田選手の手入れ方法は果たして大丈夫なのでしょうか?
【楽天・藤田流】グローブの手入れに水吹きを使用するのは大丈夫?

まず初めに、もう一度藤田選手のグローブの手入れ方法をまとめます。
楽天・藤田選手のグローブの手入れ方法
・グローブには基本的にはオイルは塗らない
→色落ちしてきたとき、本当に革が乾燥しているときのみ)
・グローブの硬さを維持するために、霧吹きで水をグローブにかけて陰干し
→雨の日に使用したグローブの翌日の独特の硬さが好みらしい
こちらの記事でも紹介しましたが、藤田選手は1つのグローブを3年くらいは使用したいという考えがあるらしく、グローブを長持ちさせるためにもオイルを塗るのも必要最低限に抑え、グローブが重くならないように気を付けたり、長くグローブを使用してもしっかり硬さのある状態で使うために水吹きをしていることが読み取ることができます。

しっかり乾燥させれば問題なし
グローブにとって水は相性は良くありませんが、この藤田選手のグローブに水吹きをする手入れ方法は大丈夫だということができます。
その理由は2つあります。
①しっかり陰干しで乾燥させていること
グローブの使用後、特にグローブを使用して汗でグローブ内が湿っているときや、雨にグローブが濡れてしまった後はしっかりグローブを乾燥させることが重要です。
そのため、藤田選手の水吹きによるグローブの硬さを維持する方法も、水吹きをした直後に、グラブ袋の中に入れてそのままカバンに入れているのではグローブにとってよくないですが、しっかり乾燥をさせるために陰干しをしているので、この手入れ方法は大丈夫だと言うことができます。
②水吹きであること
また、水吹きで少量の水をグローブに塗布している点も重要です。
グローブが水に濡れても乾燥させれば大丈夫とはいえ、革製品には水は天敵です。
グローブの硬さを保つという目的があるとはいえ、雨に濡れたときと同じようにグローブをお風呂に入れるかのように水に浸けることはグローブにとって良いことではありません。
しかし、藤田選手の場合、少量の水を霧吹きで塗布しているだけなので、陰干しをすることで乾燥をしっかりすることができれば、グローブへのダメージもそこまでないということができます。
なぜ水吹きでグローブは硬くなるのか?
藤田選手が言うように、雨に濡れたり、水に濡れたグローブを乾燥させるとグローブは硬くなります。
これはグローブだけでなく、カバンやベルトをはじめ革製品全般に共通することですが、どうしてグローブをはじめとした革製品は水に濡れると乾燥してしまうのでしょうか?
その原因は、濡れたグローブを乾燥させるときに革繊維内の油分も一緒に水分と一緒に抜けるからです。
なので、グローブが雨に濡れてしまったときはしっかり乾燥させた後に丁寧にオイルを塗ることでいつも通りのグローブの柔らかさに戻すことがでいます。
まとめ:藤田選手の手入れ方法はあり

今回は藤田選手の一風変わったグローブの手入れ方法を紹介しました。
グローブを長くしっかりした状態で使うために、プロ野球選手としていろんな工夫をしていることが分かりましたね。
藤田選手のように、グローブの硬さを維持するために水吹きを行うことは有効な手段だということができますが、正しいやり方でやることが重要です。
水をかけすぎないこと・しっかり陰干しで乾燥させることを忘れないように行いましょう。

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